ジュニアNISAが2023年末に廃止されることになりました。
2024年以降はジュニアNISAで新規で株式を購入することができなくなります。
したがって、ジュニアNISAを始めるには今年が最後のチャンスです。
今回は私が考えるジュニアNISAのメリットとおすすめの優待銘柄を紹介したいと思います。
制度が廃止されてからでは遅いですので、この機会に是非検討してみてください。
※この記事の情報は2023年1月29日時点のものです。
株価、配当金、株主優待の内容は変わる可能性がありますので、購入に当たっては最新の情報をご確認ください。
ジュニアNISAのメリット
未成年者少額投資非課税制度(ジュニアNISA)は2016年1月からスタートしました。
未成年の名義で口座を開設し、年間80万円を上限に非課税で投資することができます。
色々とメリットはありますが、私が実際にジュニアNISAを利用してみて感じる点は以下のとおりです。
1.非課税投資枠を増やすことができる
ジュニアNISAは未成年の子ども1人当たり年間80万円の非課税投資枠を増やすことができます。
両親が一般NISAを利用しても非課税投資枠が足りない場合は利用しない手はないと思います。
ただし、2023年末で廃止となったため、新規投資枠は1年分のみです。
2024年以降もロールオーバーで継続管理勘定に移すことですでに購入しているものについては継続して利用することが可能ですので、配当金や譲渡益など非課税の恩恵を受けることができます。
2.同一銘柄の株主優待を家族分もらうことができる
ジュニアNISAは子どもの名義で口座を作って投資を行います。
通常、同一の株主優待は1人につき1つしかもらうことができませんが、ジュニアNISAで投資することで子どもの分だけもらえる数を増やすことができます。
両親+子ども2人なら4つ株主優待がもらえるということになります。
魅力的な優待銘柄が複数もらえるようになるのはとても魅力的ですよね。
3.2024年以降は払出し制限が緩和される
ジュニアNISAのデメリットとして、18歳まで原則としてお金の払出しができないというものがありました。
ですが、2024年以降は払出し制限が緩和され、18歳未満であってもいつでも非課税で払出すことが可能となります。
ただし、資産の一部だけを引き出すことはできず、全額引き出してジュニアNISAの利用は終了することになります。
子育て世帯必見!おすすめ優待銘柄5選
ジュニアNISAで選ぶべき優待銘柄として、子どもが喜ぶ株主優待の銘柄をおすすめします。
優待がおもちゃなど子どもが喜ぶこと間違いなしのおすすめ銘柄を紹介しますので、是非参考にしてみてください。
2023年4月にはこども家庭庁が設立され、岸田総理が異次元の少子化対策を表明するなど子育て関連の銘柄は注目を集めています。
少子化が解消されていけば業績アップで株価上昇も期待できるのではないでしょうか。
1.(7867)タカラトミー
トミカやプラレール、リカちゃんなどで有名なおもちゃメーカーです。
株主優待は限定トミカ2台がもらえるので、トミカ好きのお子さんは喜ぶと思います。
オンラインショップの割引は10%だと大したことないですが、3年以上保有すれば40%割引になるのでタカラトミーの商品を愛用されている方はお得だと思います。
2.(2305)スタジオアリス
全国展開している写真館です。
株主優待の写真撮影券は四切写真プリント(フレーム付)、キャビネサイズデザインフォト(アクリルフレーム付)、B3サイズポスターのいずれかひとつがもらえます。
子どもが産まれると記念撮影する機会が増えると思いますので、無料で1枚撮影できるのは嬉しいですね。
配当利回りも良いのも魅力の一つです。
3.(7552)ハピネット
バンダイナムコグループの中核複合商社で国内の玩具卸売業首位の会社です。
優待はカタログからラジコンカーなどのおもちゃを選べます。
4.(9783)ベネッセホールディングス
たまごクラブやひよこクラブ、こどもチャレンジ等でお馴染みの会社です。
優待はたまひよの内祝いや絵本、辞書などカタログから選べます。
配当利回りも良いです。
5.(9470)学研ホールディングス
学研のおばちゃんでお馴染み?最近の方はそうでもないかもしれませんが、教育関係の出版物などで有名な会社です。
優待はweb上で選択する形で、図鑑が人気のようです。
学研の商品をよく利用する方にはおすすめです。
まとめ
もうすぐジュニアNISA終了ということで今回おすすめする記事をまとめさせていただきました。
我が家では子ども2人分のジュニアNISAを利用しており、株主優待も子どもが大喜びで大満足です。
これから株価が下がる可能性がないとは言えませんが、今のところは株価上昇による利益も出ています。
どの銘柄を選ぶか色々と考え方はありますが、ジュニアNISAということで子どもが喜ぶ株主優待の銘柄を選ぶのはとてもおすすめです。