こんにちは、あやすけパパです。
今回の記事では庭に果樹を植えることをおすすめする理由やおすすめの果樹&品種を紹介したいと思います。
果樹を育てるメリット
美味しい果物を自宅で収穫できる
果樹といえば、誰もが好きな甘くて美味しい果物が数豊富です。
家庭菜園で育てることは難しいと思われている方も多いと思いますが、自宅で簡単に育てられる種類を選べば問題ありません。
自分の庭で果物を収穫できるなんてとても素敵だと思いませんか?
市場に流通しないレアな果物や完熟した実の味を楽しめる
果物は一般的に市場に流通しない種類のものがあります。
柔らかかったり保存期間が短かったりして流通に向いていないなどの理由ですが、家庭菜園で収穫してすぐに食べるなら問題ありません。
また、完熟前に輸送するような果物を、家庭菜園なら完熟させて食べることができます。
こういった種類の果物を食べられるのが大きなメリットです。
コスパが良い
果樹は最初に苗木を買って植え付けてしまえば数年~数十年ほど収穫し続けることができます。
野菜と違って毎年苗や種を買わなくて良いのでコスパが良いです。
果樹は店で買うと高価なものが多いため、果樹を植えて元を取るまで実を収穫することは比較的簡単だと思います。
果樹を育てるデメリット
実ができるまで時間がかかる
果樹は植え付けた翌年から実を付けるものもありますが、安定して収穫できるのは3年以上かかります。
すぐに結果がでるわけではないので、長い目で見て育てる必要があります。
庭のスペースが必要
果樹は種類によって違いますが、樹高が約1.5mから3mくらいになります。
当然枝は横にも広がるため、ある程度庭のスペースを確保しなければなりません。
地植えした場合は簡単に移動ができませんので、庭全体のスペースを考慮して計画する必要があります。
剪定や防虫などの手間がかかる
果樹は基本的に剪定が必要です。
年に1,2回程度ですが、剪定の手間がかかり、樹の背が高ければ高枝ばさみや脚立も必要になります。
また、場合によっては害虫対策の農薬散布や袋掛けが必要になります。
縁起が悪い?
庭に果樹を植えるのは縁起が悪いという古くからの迷信があります。
実が落ちるのが悪いだとか風水の関係だとか良くない言い伝えがあるそうです。
しかし、根拠のない迷信でどちらかというと家庭菜園で果樹を育ててほしくない業者が流布した言い伝えのような気がします。
個人的には果実を付ける果樹はどちらかというと縁起が良い陽のイメージを持っている気がします。
昔の人は縁起が悪いから庭に植えるなとか言う人がいるかもしれませんが、気にする必要はないと思います。
家庭でおすすめの果樹&品種一覧
ブルーベリー
ブルーベリーは家庭菜園で初心者におすすめの果樹としてよく紹介されています。
品種が豊富で1本で実を付けるものと2本別の品種を植える必要があるものがありますので確認が必要です。
初心者でも育てやすいと言われていますが、実際に育てた個人的な意見を言うと、他の果樹より簡単かと言われるとそうでもない気がします。
最大の理由は果実の完熟間際に鳥に狙われてしまうと厄介な点です。
害虫は付きにくいですので、ブルーベリー好きなら育てる候補の一つです。
・3種の系統があって品種が豊富
・樹高2m程度の落葉樹
・自家受粉と他家授粉の品種があるため確認が必要
・害虫は付きにくいが鳥害の恐れあり
ブルーベリーのおすすめ品種
・クレイワー(ラピットアイ系最大級の大粒の実を付け味も抜群)
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レモン
レモンは家庭菜園で初心者におすすめの果樹としてよく紹介されています。
自家受粉なので1本でも実を付けることができます。
常緑樹なので目隠しとしても活用できます。
果実は料理に使用したりジュースやジャムなどの加工品にしたり色々な用途があっておすすめです。
かんきつ系の果樹は蝶々が卵を産み付けにくるので綺麗ですが、孵化すると幼虫があっという間に葉っぱを食べてしまうので注意が必要です。
・1本でも結実する常緑樹
・アゲハ蝶が産卵しやすいため注意
レモンのおすすめ品種
・璃の香(実が大きく種子が少ない豊産性で病気に強い万能品種)
イチジク
イチジクは1本で結実し、丈夫で育てやすいので初心者におすすめの果樹です。
市場に流通しているイチジクは完熟果実ではありませんが、家庭では完熟したイチジクを楽しむことができます。
一文字仕立てなど仕立て方次第で狭いスペースでも育てることができます。
カミキリムシが枝の中に産卵して樹の内側から食害に合う可能性があるので注意が必要です。
・1本でも結実する落葉樹
・仕立て方次第では省スペースで栽培可能
・強健で育てやすいがカミキリムシの幼虫の食害に注意
イチジクのおすすめ品種
・ロングドゥート(夏果と秋果の夏秋兼用種で果実の糖度が高い)
ボイセンベリー
ボイセンベリーは1本で結実するつる性植物です。
木苺よりも一回り大きな実がたくさん生るので子どもが喜んで自分で摘んで食べます。
非常に強健で育てやすいので初心者におすすめです。
ベリー系の果実は実が潰れやすいため生のまま市場に流通しにくいですが、家庭菜園なら完熟の実を楽しめます。
つる性植物なので壁にネットを張って緑のカーテンにしたり省スペースでも育てることができます。
市場に流通しているイチジクは完熟果実ではありませんが、家庭では完熟したイチジクを楽しむことができます。
フェイジョア
フェイジョアはフトモモ科の常緑果樹でグアバなどの近縁種です。
見た目はオリーブに似ていて洋風の庭によく合います。
1本で結実する品種もありますが、2品種植えたほうが収穫量は期待できます。
果実を食べたことがない方も多いと思いますが、桃・梨・パイナップル・洋ナシなどを混ぜたような味で想像以上に美味しいです。
花も食べることができ、肉厚で甘くエディブルフラワーとして利用できます。
フェイジョアのおすすめ品種
・アポロ(自家結実性があり果実の大きさや味が良いおすすめ品種)
・アントワネット(自家結実性があり味が良いと好評の最新品種)
キウイ
キウイはつる性の落葉植物です。
実を付けるためには雄木と雌木の2本が必要になり、棚仕立ての場合はある程度のスペースが必要です。
ある程度準備は必要ですが、強健で害虫は付きにくいため育てやすいため初心者におすすめです。
・つる性落葉植物で雄木と雌木が必要
・つるを誘引する棚などが必要
・強健で害虫が付きにくく育てやすい
キウイのおすすめ品種
・レインボーレッド(赤い果実を付ける糖度抜群のレア品種)
スモモ
すももはバラ科の落葉果樹で、実を付けるためには2品種必要なものと1本で自家結実性のある品種があります。
市場に流通しているスモモは日持ちさせるために未熟果を収穫していますが、家庭菜園では完熟スモモを楽しむことができます。
スモモは桃や桜のように綺麗な花を咲かせるため、観賞用としても価値があります。
スモモのおすすめ品種
・彩の姫(1本で結実し糖度が高く酸味が少ない万能品種)