こんにちは、あやすけパパです。
2022年2月10日(木)のNintendo Direct(ニンテンドーダイレクト)で嬉しいリメイク作品の発売決定が発表されました。
それは、「ライブアライブ(LIVE A LIVE)」という当時スーパーファミコンで発売されたスクウェア・エニックスのRPGです。
HD-2Dリメイク版がNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で2022年7月22日に発売されます。
当時でもあまり知名度が高かったわけではないので、聞いたことがない方も多いかもしれませんが、ぜひたくさんの方に遊んでほしい神ゲーですので、今回特集記事を書くことにしました。
まだプレイしたことがない方向けの記事ですので、ネタバレはありません。
ライブアライブがどんなゲームなのか、どんな魅力があるのかなど紹介したいと思いますので、少しでも興味を持ってプレイしてくれる方が増えると嬉しいです。
※ラブライブと名前が似ていますが、アイドルものゲームではありません。
(この記事を書いているときに妻に勘違いされました(笑))
ライブアライブとはどんなゲーム?
ライブアライブは1994年にスクウェア・エニックス(当時はスクウェア)からスーパーファミコン用に発売したロールプレイングゲームです。
幕末編、原始編、功夫編、西部編、近未来編、現代編、SF編、中世編に分かれており、主人公や時代、システム等が異なる8つの物語をオムニバス形式で進めていくのが特徴的です。
この8つの物語は小学館との共同企画で7名の有名な漫画家がキャラクターデザインを手掛けています。
ライブアライブのキャラクターデザイン
◇西部編・・・石渡治氏(代表作:LOVe)
◇現代編・・・皆川亮二氏(代表作:ARMS)
◇SF編・・・田村由美氏(代表作:BASARA)
※リメイク版では「オクトパストラベラー」の生島直樹氏がオリジナルを尊重した上で新たに描き起こしています。
ライブアライブの魅力について
ストーリーが良い
ライブアライブは8つの物語に分かれていますが、それぞれ特色があり、印象に残る良いストーリーばかりです。
熱いストーリーや感動できるストーリー、衝撃を受けるストーリーなど、多彩なストーリーを楽しむことができるのがライブアライブの魅力の一つです。
今でも記憶に残っている名シーンや名台詞も数多くあり、それほど魅力的でよく練られたストーリーを楽しむことができます。
BGMが良い
ライブアライブの音楽はストリートファイターIIのBGMで有名な下村陽子氏が手掛けています。
戦闘曲は8つの物語ごとに違っており、それぞれの作風を表現した名曲ばかりです。
また、全編共通のボス曲である「MEGALOMANIA」はボス戦が盛り上がること間違いなしの名曲で、ライブアライブを知らない方でもこの曲は知っているという方もいるかもしれません。
戦闘システムが良い
ライブアライブは戦闘システムが独特で、7×7マスの戦闘フィールドでマス目上を移動しながらターン性コマンドバトルを行う「チェッカーバトル」というものです。
技によって射程が違うので、マス目を移動しながら有利な位置取りをして戦う戦略性が高い戦闘システムです。
マス目を移動というと戦略シミュレーションのようなものを思い浮かべるかもしれませんが、手軽に移動ができるので戦闘のテンポは悪くなく、ストレスもありません。
原作からの追加要素や変更点
グラフィックがHD-2Dに大幅進化
「オクトパストラベラー」で採用されているドット絵と3DCGが融合した最新の技術「HD-2D」で、原作のイメージを崩さずに進化した美麗なグラフィックを楽しむことができます。
BGMをフルアレンジ収録
音楽は下村陽子氏監修のもと編曲され、バンドやオーケストラで再録されています。
多くの高評価な曲があるライブアライブのBGMを高音質で聞けるのが嬉しいです。
豪華声優陣によるボイスを収録
ライブアライブは当時声は付いていませんでしたが、今回のリメイク版ではキャラクターボイスが実装されます。
◇ポゴ・・・緒方恵美氏
◇サンダウン・・・大塚明夫氏
◇心山拳老師・・・石丸博也氏
◇おぼろ丸・・・橋詰知久氏
◇高原 日勝・・・関智一氏
◇アキラ・・・赤羽根健治氏
戦闘中の技や名シーン名台詞に声が付くことで、もともと良質なストーリーが更に盛り上がること間違いなしです。
その他細かな変更点
◇効果音を今風に変更
◇バトルのテンポ感を早めに変更
◇隠し要素など難易度が高すぎるものを低めに調整
◇バトル中に敵のHPが見えるように変更
◇強すぎる技などバトルバランスを調整
◇技の効果や属性などを表示
◇イベントスキップとオート機能搭載
◇エンカウント率は原作の6割程度に抑制
◇24個セーブ可能
ライブアライブはなぜ埋もれてしまったのか
ここまでライブアライブの魅力を紹介してきましたが、そんなに面白い作品ならもっと有名になっているのではないかと思う方もいるかもしれません。
ライブアライブが埋もれてしまった原因の一つとして、発売時期のタイミングの悪さがあります。
1994年4月にファイナルファンタジーVI、1995年3月にクロノトリガーとスクウェア自身の超ビッグタイトルに挟まれた1994年9月にライブアライブは発売されており、同時期に任天堂のMOTHER2が発売するなど、残念ながら大作の陰に埋もれることになりました。
また、熱烈なファンが多い作品ながらも、キャラクター版権の問題などがあり、なかなかリメイクされませんでした。
リメイクは無理だと半ば諦めていた中で、今回の発表は長年待ち望んだファンは歓喜していると思います。
まとめ
今回は隠れた名作「ライブアライブ」のリメイク版発売を記念して魅力などを紹介させていただきました。
より詳しい情報が知りたい方は公式サイトにPVなどありますので、そちらをご覧ください。
あまり調べすぎるとネタバレにもなりますので、楽しみたい方は必要最小限の情報収集にしたほうが良いです。
実は管理人はニンテンドースイッチ本体をまだ持っていませんが、ライブアライブのために本体を購入するかもしれません。
ゼルダでもポケモンでもマリオでも購入には至らなかったニンテンドースイッチですが、ライブアライブのためなら購入しても良いと思えるような作品なんです。
言葉だけではあまり魅力は伝わらないと思いますが、少しでも興味を持ってプレイする方が増えると嬉しいです。