あやすけの家

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【徹底比較2021】家庭用高圧洗浄機の正しい選び方とおすすめ機種紹介


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こんにちは、あやすけパパです。

玄関ポーチのタイルやレンガ、外壁など頑固な藻やコケなどの汚れの大掃除に大活躍間違いなしの道具が高圧洗浄機です。

高圧洗浄機が欲しいけどどの商品を選ぶべきかよく分からない方も多いのではないでしょうか。

我が家でも高圧洗浄機の購入を検討し、ネットで色々と情報収集をしましたが、主に吐出圧力の比較方法を間違えているサイトが多くて驚きました。

仕方ないので自分で各製品の仕様を確認して比較検証することにしました。

今回の記事では一般家庭で使用する高圧洗浄機の正しい選び方とおすすめ商品についてまとめてみました。

 

 

家庭用高圧洗浄機の正しい選び方

最大吐出圧力と常用吐出圧力について

吐出圧力とは水圧(水の出る勢い)のことで、単位はMPa(メガパスカル)で表記され、この数値が高いほど水圧が高いため洗浄力が高くなります。

ここで注意したいのが、吐出圧力には「最大吐出圧力」と「常用吐出圧力」という2種類の表記があることです。

最大吐出圧力とは製品本体が耐えれる限界値の圧力のことで、実際にこの数値の水圧が出るわけではありません。

常用吐出圧力はその製品で実際に出る水圧のことですので、吐出圧力を比較するときは常用吐出圧力で比べる必要があります

このことは結構誤解されていることが多く、最大吐出圧力を実際に得られる水圧と思われるような表記がされているサイトが多くありました。(最大吐出圧力をアピールしているメーカーもあります)

中には、一方の製品は最大吐出圧力、もう一方の製品は常用吐出圧力を表記して比較し、実際には吐出圧力が低い方の製品を吐出圧力が高いと説明していたりするサイトもありましたので、注意してください。

 

POINT

・吐出圧力には最大吐出圧力と常用吐出圧力がある

・最大吐出圧力は実際に出る水圧のことではないので常用吐出圧力で比較する

・最大吐出圧力を比較に使用しているサイトもあるので注意

吐出水量について

吐出水量とは製品から噴射される水の量のことで、単位はL/h(1時間当たり何リットル出るか)で表記されています。

吐出水量が多いほど洗浄力が高いです。

吐出圧力が高くても吐出水量が少なければ洗浄力が低くなってしまうので、洗浄力を重視する場合は吐出水量の数値も重要です。

 

POINT

・吐出水量が多いほど洗浄力が高い

・吐出圧力×吐出水量が洗浄力の主な目安

高圧ホースの長さについて

これまでは高圧洗浄機の洗浄能力について触れてきましたが、高圧洗浄機の使いやすさも大事ですよね。

個人的には使い勝手に一番影響するのは高圧ホースの長さだと思います。

これは高圧洗浄機を使用する方それぞれの用途によって必要な長さは変わってくると思いますが、基本的には長い方が使い勝手が良いです。

別売りで延長ホースが販売されている製品が多いですが、どうせなら最初から必要な長さを確保しておきたいところですね。

費用を抑えようと思えば給水蛇口から高圧洗浄機本体までの給水ホース側を長くするという方法もありますが、使い勝手は悪くなります。

目的に応じて必要な長さを考えて商品を選ぶようにしましょう。

 

POINT

・高圧ホースが長いほうが使い勝手が良い

・別売りで延長ホースが販売されているが割高

・給水ホースを長くする手もあるが使い勝手は悪い

騒音について

高圧洗浄機は動力源がモーターなので思ったよりも大きな音がします。

音が気になる方は静音設計の製品もありますので、そちらを選んだほうが良いです。

製品の仕様にも騒音音圧(dB)の記載がありますので、比較する場合はこの値が小さいほど静音です。

一般的に静音設計の製品のほうが価格は高めとなっています。

使用する環境を考えて必要性を検討しましょう。

 

POINT

・高圧洗浄機は意外と音が大きい

・騒音が気になる場合は静音設計の製品を選択

・比較する際は騒音値(dB)が小さい製品を選ぶ

その他仕様について

その他にも以下のような付属品や付帯機能がありますので、必要に応じて選択を検討してみてください。

・自吸機能(ため水を使用可能)

・付属するノズルの種類(用途に応じて付け替えできる製品があります)

・充電式(コードレス)

・水タンク式

どれを重視?目的別おすすめ機種紹介

コスパ重視!安くて洗浄力が高い機種3選

リョービ】KSJ-1210

〇常用吐出圧力:6.5MPa

〇吐出水量:282L/h

〇高圧ホース:5m

〇参考価格:5973円(Amazonより)

 

今回調査した中で最安だったのがリョービのKSJ-1210です。

価格が安いため吐出圧力、吐出水量は低めですが、コスパは抜群です。

そこまで洗浄力を求めてない方にはもってこいの機種です。

リョービ】KSJ-1420

〇常用吐出圧力:7.3MPa

〇吐出水量:330L/h

〇高圧ホース:8m

〇参考価格:11917円(Amazonより)

 

KSJ-1210より価格が少し上がる代わりに性能アップしている機種です。

ケルヒャーのK2サイレント同等のスペックですが、価格はKSJ-1420のほうが安いです。

ただし、静音性能はないため、音が大きめなのが欠点です。

ケルヒャー】K2クラシック

〇常用吐出圧力:6.0MPa

〇吐出水量:282L/h

〇高圧ホース:5m

〇参考価格:9948円(Amazonより)

 

K2クラシックはケルヒャーの初心者向けモデルです。

スペックは低めですが、ケルヒャー製品の中では価格が安いです。

ケルヒャーの高圧洗浄機で安価なものを探している方におすすめの機種です。

パワー重視!吐出圧力が高い機種3選

【ヒダカ】HK-1890

〇常用吐出圧力:9.0MPa

〇吐出水量:330/350L/h

〇高圧ホース:10m

〇参考価格:22800円(Amazonより)

 

高圧洗浄機専門店ヒダカが開発した機種で、家庭用では国内最高の常用吐出圧力です。

高スペックの割には価格はリーズナブルなのが嬉しいです。

高洗浄力の機種をお求めの方は必ず選択肢に入る製品です。

ケルヒャー】K5サイレント

〇常用吐出圧力:8.0MPa

〇吐出水量:400L/h

〇騒音音圧:59dB

〇高圧ホース:12m

〇参考価格:52020円(Amazonより)

 

ケルヒャーの高圧洗浄機の最上位モデルです。

常用吐出圧力はHK-1890より低いものの、吐出水量はこちらの機種のほうが多いため、洗浄力は負けてないです。

価格が高いのがネックですが、品質重視の方におすすめです。

ケルヒャー】K4サイレント

〇常用吐出圧力:8.0MPa

〇吐出水量:360L/h

〇騒音音圧:59dB

〇高圧ホース:10m

〇参考価格:33563円(Amazonより)

 

K5サイレントほどではないですが、こちらも十分高スペックの高圧洗浄機です。

洗浄力としてはK5サイレントより吐出水量が少なくなる程度の差です。

K5サイレントほどではないですが、価格は高めです。

静音重視!作業音が静かな機種3選

ケルヒャー】K4サイレント

〇常用吐出圧力:8.0MPa

〇吐出水量:360L/h

〇騒音音圧:59dB

〇高圧ホース:10m

〇参考価格:33563円(Amazonより)

 

騒音音圧が59dBと今回調査した中でK5サイレントと並んで一番低いです。

基本性能も高いので、選んで間違いない製品ですが、価格は高めです。

K2サイレント、K3サイレントも十分静音性能が高いので、選択肢に入ると思います。

ケルヒャー】K5サイレント

〇常用吐出圧力:8.0MPa

〇吐出水量:400L/h

〇騒音音圧:59dB

〇高圧ホース:12m

〇参考価格:52020円(Amazonより)

 

騒音音圧が59dBと今回調査した中でK4サイレントと並んで一番低いです。

性能も最高水準で、選んで間違いない製品ですが、価格も高水準です。

K2サイレント、K3サイレントも十分静音性能が高いので、選択肢に入ると思います。

【ヒダカ】HK-1890

〇常用吐出圧力:9.0MPa

〇吐出水量:330/350L/h

〇高圧ホース:10m

〇参考価格:22800円(Amazonより)

 

騒音音圧のデータが見つからなかったので比較はできませんが、K4サイレントやK5サイレントにも使われている静音性が高いインダクションモーターが採用されています。

性能は最高水準ながらも価格が安めなのでお得感があります。

今回比較した機種の一覧表

製品名 メーカー 価格 吐出圧力 吐出水量 騒音値 高圧ホース

HK-1890
ヒダカ 22800円 9Mpa 330/350L/h 不明 10m

K2サイレント
ケルヒャー 18053円 7.5Mpa 310L/h 63dB 8m

K3サイレント
ケルヒャー 19800円 7.5Mpa 330L/h 65dB 10m

K4サイレント
ケルヒャー 33563円 8Mpa 360L/h 59dB 10m

K5サイレント
ケルヒャー 52020円 8Mpa 400L/h 59dB 12m

K2クラシック
ケルヒャー 9948円 6Mpa 282L/h 73dB 5m

K2ホームキット
ケルヒャー 15800円 7Mpa 310L/h 71dB 8m

K MINI
ケルヒャー 14828円 6Mpa 270L/h 72dB 5m

KSJ-1210
リョービ 5973円 6.5Mpa 282L/h 不明 5m

KSJ-1420
リョービ 11917円 7.3Mpa 330L/h 不明 8m

KSJ-1620
リョービ 14800円 7.3Mpa 330L/h 不明 10m

※価格は2021年12月17日にAmazonで調べたものです。

まとめ

今回の記事では高圧洗浄機の選び方とおすすめ機種を紹介しました。

我が家で高圧洗浄機を選ぶ際に調べたことをまとめていますので、参考にしていただけると嬉しいです。

ちなみに管理人はリョービのKSJ-1420を購入しました。

KSJ-1210と迷いましたが、吐出圧力と高圧ホースの長さで後々後悔しないようにKSJ-1420を選ぶことにしました。

すでに届いて実際に使用しましたが、レンガの黒ずんだ藻がきれいになって大満足です。

高圧洗浄機は年末の大掃除に大活躍間違いなしですので、ぜひ購入を検討してみてください。