こんにちは、あやすけパパです。
先日収穫したニンニクの後作として、さつまいもを植えることになりました。
今回の記事ではさつまいもの品種や育て方についてまとめてみました。
さつまいもの品種について
さつまいもの品種は数多くありますが、ホームセンターで苗を見かけた品種について特徴などを紹介したいと思います。
鳴門金時(なると金時)
2007年商標登録(1980年頃命名)
なると金時は高系14号という品種を系統選抜した品種で、徳島県の指定された地域で生産されたものしかなると金時を名乗ることはできません。
なので、この苗を育てても厳密に言えばなると金時ではないのかもしれません。
ほくほく系の昔ながらの定番のさつまいもで、主に西日本で消費されています。
紅あずま
1985年品種登録
紅あずまは関東85号とコガネセンガンという品種を交配して誕生した品種で、茨城県や千葉県で主に生産されています。
ほくほく系のさつまいもで、こちらは主に東日本で流通しています。
紅はるか
2010年品種登録
紅はるかは九州121号と春こがねという品種を交配して誕生した品種で、「はるか」に甘いことから名付けられた比較的新しい品種です。
食感は安納芋のようなねっとり系に比べて従来のホクホク感を残しているため、しっとり系と表現されています。
安納芋に負けないくらい甘く、近年スーパーで見かけることも多くなるなど勢力を広げていっています。
安納芋
1998年品種登録
第二次世界大戦後にスマトラ島から兵隊さんが種子島に持ち帰って栽培を始めたのが安納芋の始まりと言われています。
さつまいもの常識を覆すほどの甘さでブームになったため、名前を知っている方は多いと思います。
従来のさつまいもに比べて水分が多くねっとりとした食感が特徴です。
シルクスイート
品種登録出願中(2012年販売開始)
シルクスイートはカネコ種苗で開発され、2012年から販売開始された新しい品種です。
絹のような滑らかな食感が特徴で、ほどよい甘みと上品な舌触りから女性を中心に人気が上昇中の品種です。
実際の植え付けの様子
我が家では紅ほのかを植えることにしました。
さつまいもの苗はつる苗を購入するか、ポット苗を購入してつるを育てる方法がありますが、つる苗のほうがすぐに植えることができるので手っ取り早いと思います。
我が家でもつる苗を購入しました。
さつまいもの肥料は窒素分が多いとつるボケといって蔓ばかり成長して肝心の芋が大きくならない現象が起こりやすくなります。
肥料は窒素分よりもリン酸とカリウム分が多く配合されたものがおすすめです。
我が家ではニンニク収穫後の畑に肥料を混ぜて畝を作りました。
植え付けはつる苗の節を3~4節程度土に埋め込みます。
全部で12個のつる苗を植え付けました。
まとめ
ニンニクの後作について色々迷いましたが、さつまいもを植えることができて満足しています。(ニンニクの後作でさつまいもが推奨されているわけではありませんが、特に障害等あるわけでもないようなので、問題ないと判断しました)
紅はるかという甘さが売りの品種なので、収穫が楽しみです。
また収穫時期になったら記事をまとめて報告したいと思います。